1. 今日の市場全体
2026年7月15日の取引が終わりました。
株価は15:30の大引け確認値です。日経平均とTOPIXも、21:20:57に保存したSBI表示の実数を日本経済新聞社・JPXの公式終値と照合しました。
日経平均は68,751.51円(+1.49%)、TOPIXは4,088.12(+1.22%)で確定します。
数字がそろいました。今度は、こちらの負けもきちんと数字で受け止めます。
2. TIL選定8銘柄の結果
| ライン | 銘柄 | 現在値 | 前日比率 | 寄与額 |
|---|---|---|---|---|
| TIL基本 | INPEX | 3,450円 | -2.10% | -74円 |
| TIL基本 | ネオジャパン | 1,625円 | -0.12% | -2円 |
| TIL基本 | トヨクモ | 2,248円 | +0.63% | +14円 |
| TIL基本 | オービック | 4,151円 | -2.33% | -99円 |
| TIL基本 | マースグループHD | 3,125円 | +0.97% | +30円 |
| TIL改 | ミライアル | 1,849円 | +2.15% | +39円 |
| TIL改 | 長府製作所 | 1,991円 | +1.22% | +24円 |
| TIL改 | 遠藤製作所 | 1,090円 | 0.00% | 0円 |
3. 日経平均・TOPIXとの比較
TIL選定8銘柄は-0.35%。日経平均の+1.49%、TOPIXの+1.22%を下回りました。
差は日経平均比で-1.83ポイント、TOPIX比で-1.56ポイントです。
指数が強い日に選定8銘柄は小幅安。今日は、静かに市場の後ろを歩いた一日でした。
4. TIL基本5とTIL改3
| ライン | 前日評価額 | 当日評価額 | 日次 |
|---|---|---|---|
| TIL基本 | 14,730円 | 14,599円 | -131円・-0.89% |
| TIL改 | 4,867円 | 4,930円 | +63円・+1.29% |
今日はTIL基本が下げ、TIL改が支えました。
昨日と役割が反対です。相場は、きれいな脚本をこちらに渡してくれません。
5. 最も強かった銘柄
最大プラス寄与
ミライアル
+2.15% / +39円
PF寄与度 +0.20ポイント / 現在値 1,849円
騰落率でも寄与額でも、この日の先頭でした。
6. 最も弱かった銘柄
最大マイナス寄与
オービック
-2.33% / -99円
PF寄与度 -0.51ポイント / 現在値 4,151円
値下がり率、寄与額ともに最大の重しでした。
7. ただし、話はそこで終わらない
強い日が、強い仮説とは限らない。
弱い日が、仮説崩れとも限らない。
一日分の色だけで、長い地図を塗り替えないようにします。
8. 値動きの背景と未確認事項
当日開示は2件です。
トヨクモは11:30に6月月次売上速報を開示。月次売上は531百万円、前年同月比131.5%でした。ただし、子会社の役務売上24百万円は一過性で、7月以降は通常の推移へ戻る見通しです。
ミライアルは14:00に自己株券買付状況報告書を提出。6月の取得は268,700株・499,887,891円で、枠に対する進捗は株数53.74%、金額99.98%でした。
どちらも確認すべき事実です。
ただし、現時点で、値動きを直接説明する材料は確認できていません。開示と株価が同じ日に並んだからといって、因果まで自動で生えるわけではありません。
残る6銘柄には、対象日のTDnet・EDINETで該当開示を確認しませんでした。
9. 黒歴史部屋
黒歴史3銘柄は、TIL選定8銘柄とは別室です。
- JT:6,110円、-0.10%
- サーバーワークス:2,066円、+0.39%
- NTT:150円、-0.13%
ここで笑う相手は企業でも投資家でもなく、過去の自分です。
なお、サーバーワークスの終値は次の決算発表前に成立した価格です。
10. 大引け後のサーバーワークス決算
サーバーワークスは15:30に2027年2月期 第1四半期決算短信と決算説明資料を開示しました。対象期間は2026年3月1日から5月31日です。
同日の大引け後に発表されたため、2,066円の終値と+0.39%は今回の決算を織り込んでいません。
| 連結 | 実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 11,933百万円 | +29.4% |
| 営業利益 | 398百万円 | +99.6% |
| 経常利益 | 391百万円 | +92.0% |
| 親会社株主に帰属する四半期純利益 | 324百万円 | +185.1% |
通期予想の変更はありません。
良かった点は、AWS利用拡大と全サービス区分の増収、そしてサーバーワークス本体の不採算案件が第1四半期中に完了したことです。受注損失引当金も前期末の約220百万円から約145百万円へ減りました。
一方、サーバーワークス単体は売上9,055百万円で+22.4%ながら、営業利益220百万円は-7.1%。G-genは売上2,885百万円で+58.4%、営業利益174百万円まで改善しましたが、金額非開示のパートナー支援金が寄与しています。円安も追い風でした。
G-genの不採算案件は2026年秋頃の完了予定です。大型減損や大型特別損失は確認されず、特別損失は投資有価証券評価損2百万円でした。
連結数字は改善。
ただし、利益の素顔はまだ確認中です。
11. 投資仮説への影響
位置づけは、投資仮説崩れ直前から回復確認の第1段階への改善です。
ただし、投資仮説は弱化のまま。買い増し条件は不成立で、買い増し禁止、高監視、保有継続・買い増しなしを維持します。重大な追加レッドフラッグはなく、仮説崩れ条件も未発動です。
買い増しを止める理由は明確です。G-genの増益に支援金、連結利益に円安が寄与する一方、サーバーワークス単体は減益でした。支援金と為替を除いた利益実力値の再現性を、第2四半期で確認できていません。
仮説崩れ条件は、不採算案件の追加損失、受注損失引当金の再増加、G-genの通常採算が戻らないこと、サーバーワークス単体利益の改善が続かないこと、追加減損・大型特別損失です。
12. 明日・次回確認すること
次に確認する項目です。
- TIL選定8銘柄と指数の相対成績を継続確認
- トヨクモは一過性24百万円を除くストック売上と7月月次
- ミライアルは自己株式取得枠の完了状況と1株価値への影響
- サーバーワークスは第2四半期の単体営業利益
- G-genは支援金を除く粗利率・営業利益、不採算案件の完了
- 連結粗利益率10.2%、営業利益率3.3%の継続性
- AWSアカウント数8,061、ARPU20.1千ドル、ストック売上比率94.2%の推移
良い決算だったか。
それだけなら、答えは改善です。
買い増せる決算だったか。
そこは、まだ違います。
データ詳細・取得状態
基準日時・取得元
- 株価基準日時
- 2026年7月15日 15:30 JST
- 指数基準日時
- 2026年7月15日 15:30 JST(21:20:57保存値を公式終値と照合)
- 株価取得元
- SBI snapshot text
- indicesStatus
- available
検証状態
- 対象8銘柄の価格欠損は0件、selected scopeのparser warningは0件です。
- 指数はSBI保存画像・限定DOMの実数を、日本経済新聞社の日次CSVとJPX公式指数データで照合しました。
- TDnetは6ページ・572件、EDINETは348件を確認しました。
- 当日開示2件は公式PDF本文まで確認。サーバーワークス決算は会社公式IR資料と照合しました。
正確な計算値
- 8銘柄PF
- -0.3469918865132418%
- TIL基本
- -0.8893414799728445%
- TIL改
- 1.2944318882268337%
免責
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