2026-07-15 / closed

2026年7月15日 大引け総括

TIL選定8銘柄は小幅安。 引け後のサーバーワークス決算は、回復確認の第1段階と整理しました。

1. 今日の市場全体

2026年7月15日の取引が終わりました。

株価は15:30の大引け確認値です。日経平均とTOPIXも、21:20:57に保存したSBI表示の実数を日本経済新聞社・JPXの公式終値と照合しました。

日経平均は68,751.51円(+1.49%)、TOPIXは4,088.12(+1.22%)で確定します。

数字がそろいました。今度は、こちらの負けもきちんと数字で受け止めます。

2. TIL選定8銘柄の結果

2026年7月15日
TIL選定8銘柄-0.35%
前日評価額19,597円から19,529円へ、-68円でした。
上昇4、下落3、変わらず1。黒歴史3銘柄はこの集計に含めていません。
ライン銘柄現在値前日比率寄与額
TIL基本INPEX3,450円-2.10%-74円
TIL基本ネオジャパン1,625円-0.12%-2円
TIL基本トヨクモ2,248円+0.63%+14円
TIL基本オービック4,151円-2.33%-99円
TIL基本マースグループHD3,125円+0.97%+30円
TIL改ミライアル1,849円+2.15%+39円
TIL改長府製作所1,991円+1.22%+24円
TIL改遠藤製作所1,090円0.00%0円

3. 日経平均・TOPIXとの比較

TIL選定8銘柄は-0.35%。日経平均の+1.49%、TOPIXの+1.22%を下回りました。

差は日経平均比で-1.83ポイント、TOPIX比で-1.56ポイントです。

指数が強い日に選定8銘柄は小幅安。今日は、静かに市場の後ろを歩いた一日でした。

4. TIL基本5とTIL改3

ライン前日評価額当日評価額日次
TIL基本14,730円14,599円-131円・-0.89%
TIL改4,867円4,930円+63円・+1.29%

今日はTIL基本が下げ、TIL改が支えました。

昨日と役割が反対です。相場は、きれいな脚本をこちらに渡してくれません。

5. 最も強かった銘柄

最大プラス寄与

ミライアル

+2.15% / +39円

PF寄与度 +0.20ポイント / 現在値 1,849円

騰落率でも寄与額でも、この日の先頭でした。

6. 最も弱かった銘柄

最大マイナス寄与

オービック

-2.33% / -99円

PF寄与度 -0.51ポイント / 現在値 4,151円

値下がり率、寄与額ともに最大の重しでした。

7. ただし、話はそこで終わらない

強い日が、強い仮説とは限らない。

弱い日が、仮説崩れとも限らない。

一日分の色だけで、長い地図を塗り替えないようにします。

8. 値動きの背景と未確認事項

当日開示は2件です。

トヨクモは11:30に6月月次売上速報を開示。月次売上は531百万円、前年同月比131.5%でした。ただし、子会社の役務売上24百万円は一過性で、7月以降は通常の推移へ戻る見通しです。

ミライアルは14:00に自己株券買付状況報告書を提出。6月の取得は268,700株・499,887,891円で、枠に対する進捗は株数53.74%、金額99.98%でした。

どちらも確認すべき事実です。

ただし、現時点で、値動きを直接説明する材料は確認できていません。開示と株価が同じ日に並んだからといって、因果まで自動で生えるわけではありません。

残る6銘柄には、対象日のTDnet・EDINETで該当開示を確認しませんでした。

9. 黒歴史部屋

黒歴史3銘柄は、TIL選定8銘柄とは別室です。

  • JT:6,110円、-0.10%
  • サーバーワークス:2,066円、+0.39%
  • NTT:150円、-0.13%

ここで笑う相手は企業でも投資家でもなく、過去の自分です。

なお、サーバーワークスの終値は次の決算発表前に成立した価格です。

10. 大引け後のサーバーワークス決算

サーバーワークスは15:30に2027年2月期 第1四半期決算短信決算説明資料を開示しました。対象期間は2026年3月1日から5月31日です。

同日の大引け後に発表されたため、2,066円の終値と+0.39%は今回の決算を織り込んでいません。

連結実績前年同期比
売上高11,933百万円+29.4%
営業利益398百万円+99.6%
経常利益391百万円+92.0%
親会社株主に帰属する四半期純利益324百万円+185.1%

通期予想の変更はありません。

良かった点は、AWS利用拡大と全サービス区分の増収、そしてサーバーワークス本体の不採算案件が第1四半期中に完了したことです。受注損失引当金も前期末の約220百万円から約145百万円へ減りました。

一方、サーバーワークス単体は売上9,055百万円で+22.4%ながら、営業利益220百万円は-7.1%。G-genは売上2,885百万円で+58.4%、営業利益174百万円まで改善しましたが、金額非開示のパートナー支援金が寄与しています。円安も追い風でした。

G-genの不採算案件は2026年秋頃の完了予定です。大型減損や大型特別損失は確認されず、特別損失は投資有価証券評価損2百万円でした。

連結数字は改善。

ただし、利益の素顔はまだ確認中です。

11. 投資仮説への影響

位置づけは、投資仮説崩れ直前から回復確認の第1段階への改善です。

ただし、投資仮説は弱化のまま。買い増し条件は不成立で、買い増し禁止、高監視、保有継続・買い増しなしを維持します。重大な追加レッドフラッグはなく、仮説崩れ条件も未発動です。

買い増しを止める理由は明確です。G-genの増益に支援金、連結利益に円安が寄与する一方、サーバーワークス単体は減益でした。支援金と為替を除いた利益実力値の再現性を、第2四半期で確認できていません。

仮説崩れ条件は、不採算案件の追加損失、受注損失引当金の再増加、G-genの通常採算が戻らないこと、サーバーワークス単体利益の改善が続かないこと、追加減損・大型特別損失です。

12. 明日・次回確認すること

次に確認する項目です。

  • TIL選定8銘柄と指数の相対成績を継続確認
  • トヨクモは一過性24百万円を除くストック売上と7月月次
  • ミライアルは自己株式取得枠の完了状況と1株価値への影響
  • サーバーワークスは第2四半期の単体営業利益
  • G-genは支援金を除く粗利率・営業利益、不採算案件の完了
  • 連結粗利益率10.2%、営業利益率3.3%の継続性
  • AWSアカウント数8,061、ARPU20.1千ドル、ストック売上比率94.2%の推移

良い決算だったか。

それだけなら、答えは改善です。

買い増せる決算だったか。

そこは、まだ違います。

データ詳細・取得状態

基準日時・取得元

株価基準日時
2026年7月15日 15:30 JST
指数基準日時
2026年7月15日 15:30 JST(21:20:57保存値を公式終値と照合)
株価取得元
SBI snapshot text
indicesStatus
available

検証状態

  • 対象8銘柄の価格欠損は0件、selected scopeのparser warningは0件です。
  • 指数はSBI保存画像・限定DOMの実数を、日本経済新聞社の日次CSVとJPX公式指数データで照合しました。
  • TDnetは6ページ・572件、EDINETは348件を確認しました。
  • 当日開示2件は公式PDF本文まで確認。サーバーワークス決算は会社公式IR資料と照合しました。

正確な計算値

8銘柄PF
-0.3469918865132418%
TIL基本
-0.8893414799728445%
TIL改
1.2944318882268337%

免責

TIL運営者は本ページの掲載銘柄を保有しています。ここに掲載する内容は運営者自身の投資記録と検証であり、特定銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。

本記事は運営者自身の投資記録と検証です。特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

出典

  1. 保有銘柄 / TIL holdings current CSV / 確認日: 2026-07-15 / TIL選定8銘柄 / 黒歴史3銘柄とは分離
  2. 株価 / SBI snapshot text / 確認日: 2026-07-15 / 2026年7月15日 15:30 JSTの大引け確認値
  3. 2026年6月度 月次売上速報に関するお知らせ / トヨクモ / TDnet / 資料日付: 2026-07-15 / 確認日: 2026-07-15
  4. 自己株券買付状況報告書 / ミライアル / EDINET / 資料日付: 2026-07-15 / 確認日: 2026-07-15 / 提出書類PDF本文を確認
  5. 2027年2月期 第1四半期決算短信 / サーバーワークス / 資料日付: 2026-07-15 / 確認日: 2026-07-15
  6. 2027年2月期 第1四半期決算説明資料 / サーバーワークス / 資料日付: 2026-07-15 / 確認日: 2026-07-15

訂正履歴

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